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2012年4月24日 (火)

たとえ胸の傷が痛んでも

前回の更新から実に13か月coldsweats01
人間関係も同じですが、間が空くと敷居が高くなりますね~。

なんだか父や兄の死が心に引っかかっていて、
何かを書こうとすると、とても私事になりそうで、それに抗ってました。
私は自己完結型で、自分で消化&昇華する質で、
自己開示が下手なんだろうと思う。
きょうのブログはガッツリ私事です。

先日、あい塾(こどもの心育てのコーチング茶話会)の後で、
参加者のみなさんとランチしながらの会話で、
アンパンマンのマーチの話になりました。

♪そうだ うれしいんだ 生きる喜び
♪たとえ 胸の傷が 痛んでも

♪何のために生まれて 何をして生きるのか
♪こたえられないなんて そんなのはいやだ

「何のために生まれて、何をして生きるのか」
この深い問いは哲学です。

こどもを育てる中で、この歌と出会い、新米ママ時代に哲学しました。

肉体は若いころをピークにやがて衰えていくけれど、
精神的に成長し続けるために生きる。

…という答えにたどり着いて数年後、父が認知症に。

あれぇ?

父の精神的な成長は止まってしまった、それどころか後退している。
私の見つけた答えは間違ってた。

そんな話をしたら、介護の仕事をしているAyaさんが素敵なことを教えてくれました。

「それは、周りの人を成長させるためじゃないかな」

そうなのか、ウチのお父ちゃんは私を成長させるために惚けたのか!!
眼からウロコが剥がれ落ちた気がしました。

自分が成長した次は、自分の周りの人を成長させるために生きているんだ。

確かに、父の最期の数年を通じていろいろなことを感じ学び成長したと思う。

一番初めは、父の排泄物で汚れた病室を掃除しながら、
大好きな父が壊れていっていることが辛くて涙が出た。
無神経な母は「そんなに臭い?」って言ってたけど、そうじゃ無い。

一度だけ、物を見るような感情のない目で見つめられた時も悲しかったなぁ。
それ以外は、私のことが誰なのかわからなくなっても、
ずっと愛情深い眼差しをくれている父を愛しく思ってた。
表層意識はどこかにとんでしまっても
父の潜在意識の中でちゃんと「佳子」が存在しているって確信を持てた。

父は私を激しく愛していた。
たとえ、私が法に触れる悪いことをしたとしても、
アウトローの父は私を命を懸けて守ってくれただろうと思う。
だから、私は悪いことはできなかった。父を悲しませることもしなかった。
今も、「ああこんなことしたら、お父ちゃんが悲しむ」と思うことが、
何かの抑止力になってる。

人は、肉体はやがて衰え滅びても、
その精神は成長し続け、やがて周りの人を成長させる存在となる。
その命が尽きても、周りの人を成長させ続けている。
そのために生まれ、生きている。

Ayaさん、ありがとう。

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コメント

『アンパンマンのマーチ』勉強になりました。私も同じ『壁』にぶつかり、悩んだ時もありました。
私が今、哲学曲だなぁ〜と思いながら聴いているのは『きゃりーぱみゅぱみゅ』の『つけまつける』です。『〜同じ空がどう見えるかはココロの角度しだいだから〜』…まさにだなぁと(^^)。

投稿: へちまスリッパ | 2012年4月29日 (日) 19時53分

へちまスリッパさん、ありがとうございます。
YouTubeできゃりーぱみゅぱみゅを見てると、
つけまつけたくなりましたhappy01
ココロの角度ね、哲学だわ~。

投稿: Iwamoto | 2012年5月 1日 (火) 23時11分

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