不登校

2009年4月17日 (金)

「不登校」「ひきこもり」

お父さま、お母さまへ。

誰にでも当てはまることではないと思いますが、
誤解を恐れずに書きます。

心配していらっしゃることでしょう。
心を痛めていらっしゃることでしょう。

どうしてうちの子が…と、精神的にお辛いことでしょう。

あの人が悪いんだと、誰かを責める気持ちに苦しんでいませんか?

誰かを責めても、事態が改善されることもなく、
なおさら辛さや悔しさがつのり、また苦しみます。
だから、誰かを責めないで下さい。

自分の育て方が悪かったと、ご自分を責めないで下さい。
あるいは、誰かにそう思われるのではないかと、恐れないで下さい。

親として、子どものために、
そのときそのときにできる、最善を尽くしてきたはずです。
もっとああすればよかった、こうすればよかったなんて、
その時にそうしなかったのは、ちゃんと理由があったからです。
その時にそうしたのも、ちゃんと理由があったからです。
だから、ご自分を責めないで下さい。

もしご自分を責めているなら、赦して下さい。
頑張って生きてきたご自分を認めて下さい、受け容れて下さい。
そこからがスタートです。

勝手なことを言う人はいるものです。
それはその人の価値観から言っているのであって、
みんながそう思っているわけでも、それが物事の真実でもありません。

過去も他人も変えられませんが、
自分を変えれば、過去とは違う未来を手に入れることができます。
大切なのは、今ここからのあなたです。

お子さんが、いわゆる『不登校』『ひきこもり』の状態になったことには、
いろいろな要素があるのだと思います。
友達との関係、先生との関係、
起立性調節障害などの体の問題、
思春期のお子さんなら、自分自身の発達課題や、
自己への不安もあるかもしれません。

お子さんは、自分でも混乱して整理がつかないのかもしれません。
しかし、人は混乱したままでは生きていけません。
混乱を落ち着かせるために、
お子さんはいろいろなことをしていることでしょう。

お子さんによってその表現は違いますが、
物を投げたり、壁を殴ったり、暴力を振るったり、
ゲームや音楽、読書や趣味に没頭したり…。

大人から見たら訳がわからないような行動もしますが、
それは必ずお子さんなりに意味のある行動です。

幼い子なら、力ずくで言うことを聞かせることもできるかもしれませんが、
自分の意志を持った子を、無理やりに変えることは、たとえ親でもできません。

しかし、お子さん自身が現状を変えようと思えば、すぐにでも変わることでしょう。

今、お子さんは、
「自分はこれでいいのか、自分はダメかもしれない、
自分は何のために生きているのか」と考え苦しんでいます。
大人の目からそう見えないかもしれませんが、
人は考えずして大人になれません。
人は孤立して生きていけません。

人生最大の難関を、今、越えようとしているのです。

ですから、今は、お子さんを変えようと思うことを脇において、
お子さんのことを受け止めて下さい。

親御さんも辛く鬱々としてしまうことでしょう。
でも、お子さんを信じて、決してお子さんの人生をあきらめないで下さい。
一番の味方であるはずの親でさえあきらめるような人生を、
お子さんは、なにを支えにどうして生きられますか。
腹をくくって受け止めて、お子さんの未来を信じてください。

親は受け止めているつもりでも、
子どもは、無意識に、それが本気の係わりなのかどうかを試してきます。
どこまで親が耐えられるか試す子もいます。

その優しさが、弱さからくる優しさなのか、
責任をともなった優しさなのか、敏感に感じ取ります。

「いつかは行くようになる」
「このままでいい」

その思いも、今、係わることをあきらめて、親自身が安心するための言葉なのか、
信念からきている言葉なのか。

子どもが「見放された」と感じるか「見守られている」と感じるかは、
信じていることがちゃんと子どもに伝わっているかどうかです。
大切にされていることが伝わっているならば、
お子さんは、必ず自分自身のことを大切にします。

愛していることがお子さんに伝わるためには、

親御さんが
●自分自身やお子さんや周りの人、誰のことも責めない。
●お子さんの現実を否定せずに、受け容れる。
 自分を否定している人の言葉を信じられるはずがありません。

もっと言えば、

「これはこの子が大人になるために必要なプロセスである」と腹をくくること。

いつ抜けられるかわからないトンネルの中に居ても、
一日一回お子さんと笑える時がある親子ならば、
それは、親御さんにとってもお子さんにとっても、
トンネルを抜けるための力の源となることでしょう。

BrightAssistのコーチングは、
「不登校を治す」「子どもを不登校にしない」というものではありません。
お父さまお母さまが、親であり一人の人間として、
自分の人生を生きるための、動じない土台を作ることを、
一緒に考えて取り組んでいきます。
デリケートな課題だと感じているので、
BrightAssistのホームページでは紹介しておりません。

最後まで読んでくださいましてありがとうございます。
これを読んでいらっしゃる方は、
このページをごひいきにして下さっている方と、
コーチングに興味がある方と、
「不登校」を検索して見つけてくださった方だと思います。

親御さんの本気をアシストします。

神様に課せられたプロセスを越え、
いつの日か、ひとまわりもふたまわりも大きく成長したお子さんを見て
今の苦しみの日々のことを、
「このための苦労だったのか」と思う日が来るために。

http://bright-assist.com/

| | コメント (4) | トラックバック (0)