書籍・雑誌

2009年2月23日 (月)

「声と話し方のトレーニング」

こんにちは、ブライトアシストの岩元佳子です。
今日は本を一冊紹介します。

「声と話し方のトレーニング」

著者は、私の、コーチングの同期生であり、
心理学と発達障害関係のお師匠さんであり、
言語聴覚士である才媛です。

自分の「声」を意識する時は、
聞き手にどう伝えるかを意識する時。

私も、コーチングセッション、研修講師、
本の読み語りやストーリテリング、コーラスなど、
自分の声を意識する機会を多く持っているので、
面白くて一気に読みました。

ストーリーテリング(物語の素語り)をするときなど、
声をどう響かせるかということを意識して、
発声練習をしていましたが、
発声に必要な筋肉は、
発声することにより付けていくという感覚でした。

この本では、声を出すための
体の土台づくりのところが書かれていて、
自分の声の改善点と、改善のための方法がわかる一冊です。

もともと声フェチ(?)で、
関東に引っ越した時は、東男(あずまおとこ)の鼻濁音に
カルチャーショックを受けました。
それまで、話し言葉で鼻濁音を使う男性は
テレビでしか見たことなかったので。

テレビから聞こえる声には特徴的なものがあります。
例えばアニメの声。
声のイメージで思い込みができてしまってたりします。
子どもたちがリビングでTVアニメを見ているとき、
家事などをしながら、画面を見ずに声だけを断片的に聞いていると、
こんな間違いをします。

コナンくんかと思ったら
忍たま乱太郎だったりゲゲゲの鬼太郎だったり、
マスオさんかと思ったらジャムおじさんだったり。

子どもたちに一番評判の悪かった間違いは、
人気アニメ「BLEACH」の涅マユリを
「あら、バイキンマン?」と言ったこと。

どのケースも、同じ声優さんだから、
私の間違いは仕方ないと思うのですが、
「バイキンマン」と「涅マユリ」は全然違うから
一緒にしないでくれと、猛抗議を受けました。

声だけ聴いているから視覚に惑わされずに気づくこともあります。
例えば、ルパンⅢ世の「ねぇ、ルパン」の峰不二子。
このごろ、声に以前ほどの艶っぽさが無くなって来た様に感じます。

コーチングセッションは電話ですることが多いのですが、
クライアントさんの声をお聞きしていると、
いろいろなことに気付きます。

鼻声などの体調の変化はもちろん、
なんとなく元気の無い声だったり、
会話の中でも
声に張りがある瞬間や、沈んでいる時、
トーンが上がるとき下がる時、
テンポが速くなる時遅くなる時
ため息、口癖、接続詞…etc.

言葉そのものの意味だけではなく、
クライアントさんの全体の様子を、
クライアントさんの声や沈黙から聴き取るのが
私たちコーチの仕事。

同時にこちらからクライアントさんに語りかかる声は、
わかりやすく、伝わりやすく、
耳に抗わない、安心感のある声でありたいと思っています。

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